2016年4月24日(日)
10人死傷の橋桁落下事故
堀内議員ら現地視察
神戸
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神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で橋桁が落下し、作業員2人が死亡、8人がけがをした事故で23日、日本共産党の堀内照文衆院議員、練木恵子県議団長らが事故現場を視察しました。
橋桁は南北に流れる有馬川と国道176号をまたぐ形で、上下線の2本が並行して架けられていました。そのうち落ちたのは北側にある上り線です。視察では、西側の橋脚上で橋桁を支えていたジャッキが落下していることや、東側は専用の設備でつられた状態だったことなどを確認しました。
堀内議員は「安全な工法だといわれているが、実際の手順は正しかったのか。まずは実態を解明し、原因を突き止めなければならない」と指摘しました。
練木議員は「2年前倒しして工事が進められるなど、期限ありきで急ぎ過ぎていたのではないか。安全軽視になっていなかったか県としても把握する必要がある」と話しました。視察には入江次郎県議、金沢治美神戸市議、田渕静子宝塚市議が同行しました。