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2016年4月20日(水)

指定避難所以外にも物資

党水俣市委 食料・水届ける

熊本・西原村

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(写真)救援物資を手渡す中村祐介さん(左)=19日、熊本県西原村

 熊本県の日本共産党水俣市委員会は19日、熊本地震で被災した同県西原村の避難所に救援物資を届けました。同市委員会は3日連日、支援活動にとりくんでいます。

 同日の午前5時から、ご飯を炊いて作ったおにぎりなど計700食分のほか飲料水などを準備しました。この日は、中山徹・元党市議(71)、ケアマネジャーの中村祐介さん(41)が配りました。中村さんは、何か被災者のためにできることはないかと休暇を取得し参加。田島敬一・西原村議の案内を受けながら、避難している村民らに声をかけながら物資を届けました。

 「にしはらオーガニックセンター」に避難している女性(79)は、「とても助かるわ」と笑顔を見せました。14日夜、寝ようとしたところで地震が発生。「畑がうねっていて、山が崩れないか心配」。それでも「みんなの共同作業で農業を続けてきた。今度もみんなの力で乗り越えたい」と語りました。

 同村の被害状況は、死者5人、負傷者56人、避難者は西原中学校など6カ所で1809人に上ります。村内には一階部分が完全につぶれた建物があり、道路に亀裂や段差が生じています。地区の集会所など、行政が指定した避難所以外にも、多くの村民が身を寄せています。

 万徳地区の万徳公民館に避難している女性(65)もその一人。「大きな避難所には、救援物資は届きますが、小さい避難所には直接届きません。取りに行くのも大変。ここまで来てくれてありがたい」と話していました。

 (内田達朗、唐沢俊治、写真も)


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