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2016年4月17日(日)

見えない「これから」

でも、おにぎり食べて「ほっ」

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(写真)おにぎりを作り交流する被災者ら=16日、熊本県熊本市(桑野白馬撮影)

 地震発生から2日目の朝があけた16日。熊本市内では、1階部分の駐車場がつぶれたタクシー会社のビルやひしゃげたシャッターをおろしたままのお店や、安全確認のため開店することができない24時間営業の店舗などがあります。

 水や生活必需品を手に入れるため、熊本市役所に設けられた給水場や、スーパー前に行列ができていました。

 自宅の前で、ビニールシートに座って、近所の人たちと手作りのおにぎりを食べていた男性(82)は「長い人生であれほど怖い地震は初めてだった」と振り返りました。

 「家の中は物が倒れてひどい状態。水も出ないしお店もあちこち閉まっていて気がめいる。でも、おいしいものを食べて皆と話すと楽しいよ」と笑顔をのぞかせました。(桑野白馬)


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