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2016年4月8日(金)

舛添都知事の海外出張 8回で2億1305万円

宿泊のスイートルーム1泊19万円

共産党都議団が抜本改善提案

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(写真)入手した資料を前に記者会見する(左から)大山、吉田、清水、徳留の各都議=7日、都庁

 日本共産党東京都議団(17人)は7日、舛添要一知事の海外出張費用が8回で2億1305万円と非常に高額となっている実態を明らかにし、抜本的な経費削減など改善提案を知事に申し入れました。

 申し入れ後の会見には、吉田信夫団長と大山とも子幹事長、清水ひで子政調委員長、徳留道信都議が出席。清水氏は、知事が就任以降、2年間で8回の海外出張を行い、1回の平均費用は2663万円で豪華海外視察が批判された石原慎太郎元知事と比べても約1000万円上回っていることを告発しました。

 清水氏は、費用が高い理由として、▽2015年のパリ・ロンドン出張では知事の豪華スイートルームの宿泊料が1泊19万円余と、都が条例で定めた上限額の4・9倍と高額▽石原元知事の視察以上に随行員を多数同行させ、随行員の航空費・ホテル代も高額―と指摘。「都民に貧困と格差が広がるなかで、都民の税金で行う以上、こんな実態は許されない」と述べました。

 改善提案は、(1)海外出張のあり方を抜本的に再検討し、経費削減を徹底する(2)随行職員は最小限にとどめ、航空費・宿泊費も都民の納得を得られるものにする(3)個人情報保護にかかわる事項以外の情報はすべて開示し、透明化を進める―の3項目。

 共産党都議団は、都に情報開示請求を行い、開示された資料をもとに分析・調査しました。舛添知事の海外出張は07年に都が発表した「改善策」にも逆行するものです。今年度予算にも3億3500万円の海外出張費が計上されています。

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