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2016年4月1日(金)

消費税10%「ぞっとする」

本紙が100人シール投票

「増税すべきでない」6割 法人税は減税 おかしい

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 安倍晋三自民・公明内閣が消費税を8%に引き上げて1日で2年になり、10%への増税強行まで1年と迫りました。本紙記者が東京都内の公園や商店街などで実施したシール投票に100人が応じました。10%への消費税増税は「ぞっとする」「絶対反対だ」―生活実感がこもった率直な声が次々と寄せられました。増税は「行うべきでない」の欄にシールを貼った人は58人で、約6割にのぼりました。


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(写真)消費税増税のシール投票に応じる買い物客=3月29日、東京都板橋区のハッピーロード大山商店街

 板橋区のハッピーロード大山商店街に買い物に来た63歳の女性。以前から計画していた自宅の家のリフォームを昨年実施しました。その時、すでに消費税は8%に。「あの時は、消費税8%の重みをずっしり感じました。これが10%になるなんて、ぞっとします」と語り、引き上げを「行うべきではない」の欄にシールを貼りました。

 商店街の近くに住む主婦(58)は、「消費税増税でいろんな商品の値段が上がって生活は苦しくなりました。消費税増税は絶対に止めてほしい」ときっぱり。「気分まで暗くなる」と話しました。通院のついでに買い物に寄った女性(88)は、自民党政治に怒りを持っていました。「口利きとか悪いことをやってお金もらって…。そんな人たちが消費税増税を決めている。はらわたが煮えくり返ります」

 77歳の女性は「安倍首相は戦争をできるようにしようとしている。顔も見たくない」とぴしゃり。

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 北区の飛鳥山公園で子連れで花見をしていた女性(34)は、10%への増税に「どちらともいえない」の欄にシールを貼りました。その理由は「子育て支援のため保育園などの予算が必要」というもの。それでもやっぱり、「個人的には上げてほしくない」と語っていました。

 消費税は低所得者ほど負担が重く、暮らしを破壊する税であるとともに、業者を直撃する営業破壊税です。ラーメン店を営む男性(60)は、「消費税が上がっても値段は26年間変えていない」。増税分は身銭を切っていました。「アルバイトの人にやめてもらい、出前も自分で届けている」と苦境を語ります。

 江東区の亀戸天神で縁石に腰掛けていた女性(83)は、「消費税は増税するのに、法人税は減税する。おかしい。国会にいる人たちは貧乏人のことなんか全然わかってないのよ」と怒りもあらわ。インタビュアーが「赤旗」記者だと知ると「あ、共産党の人。私ファンなのよ。しっかりと声を届けて、頑張ってください」と表情も明るくなりました。


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