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2016年3月30日(水)

民進党執行部が就任あいさつ

「できるだけ協力を」民進・岡田代表

「野党共闘の発展を」共産・志位委員長

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(写真)新役員あいさつに訪れた民進党(左側)の岡田克也代表(左から3人目)と応対する志位和夫委員長(右から2人目)=29日、国会内

 27日に結党した民進党の岡田克也代表ら執行部が29日、就任あいさつのため国会内の日本共産党控室を訪れ、日本共産党からは志位和夫委員長らが応対しました。

 岡田氏は「国会運営、国政選挙にできるだけ協力する。これが党首会談の合意ですから、できるだけ協力していきたい」とあいさつ。志位氏は2月19日の5野党党首合意の画期的な意義にふれ、「(民主党と維新の党の合流で)今後は4党となりますが引き続き共闘を発展させ、あらゆる場面でできる限りの共闘をしていきたいと私も願っています」と述べました。

 衆院北海道5区補選の野党統一候補・池田まきさんの奮闘ぶりにふれた岡田氏に、志位氏は「池田さんが共産党の決起集会にも来られて気持ちよく頑張れるたたかいになっていると聞いています」「絶対に勝利して次につながるようにしたい」と話しました。

 また、志位氏が、国会対応でも戦争法廃止に続き、介護、児童扶養手当、保育と各分野で野党共同法案の提出が進んでいることにふれると、岡田氏は「方向が同じなら法案はなるべく一緒にしたほうがいいに決まっています」と応じました。

 参院選の1人区でも共闘が進んでいることも話題になり、志位氏は「1人区での共闘をさらにすすめ、複数区では競い合って自公に打ち勝ちましょう」と述べました。

 民進党は江田憲司、長妻昭、蓮舫の各代表代行、枝野幸男幹事長、今井雅人幹事長代理、山尾志桜里政調会長、安住淳国対委員長、山井和則衆院議員が同席。日本共産党は志位氏と山下芳生書記局長、小池晃政策委員長、市田忠義副委員長、穀田恵二国対委員長が応対しました。


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