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2016年2月24日(水)

新千歳 緊急脱出――

日航機 エンジントラブル相次ぐ

整備体制に不安の声

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 北海道・新千歳空港で23日、日本航空ボーイング737―800型機(乗客159人、乗員6人)から煙が発生し、乗客たちは、緊急脱出しました。

 航空労組連絡会によると日本航空では2015年末からエンジン関係のトラブルが相次いでいます。1月29日には、1日だけで3件のエンジントラブルが発生。航空労組連絡会は「JALの整備体制は大丈夫なのか」と指摘していました。

 1月29日に起きたのは、福岡空港発、羽田空港行きのボーイング777機が、離陸滑走中に左エンジンから大きな音と振動と警報が発せられ離陸が中止された▽バンクーバー発、成田空港行きのボーイング787機が成田空港到着前に右エンジンの異常を示す表示がされ同エンジンを停止し同空港に緊急着陸。着陸後にエンジンブレードの数枚破損が確認された▽整備点検中のボーイング737機に燃料パイプの磨耗が発見され、同時に金具部品が正規の位置に装着されていず、パイプ交換ではなくエンジン交換された―の3件。

 昨年12月からみても、19日に奄美大島上空を飛行中の成田発、国際便のボーイング787機で、左エンジンのオイル量低下が表示されたため同エンジンを停止して関西国際空港に緊急着陸しました。

 同21日には、成田発、北京行きのボーイング737機の左エンジンで、オイルフィルターに異物を検知したライトが点灯したため関西国際空港に着陸。

 同24日、成田から米ジョン・エフ・ケネディー(JFK)空港行きボーイング777機が離陸して約8時間後に、ギアボックス内のオイルに金属粉の混入を知らせる表示がされましたが飛行を継続。JFK空港に到着後、オイル漏れが判明し、エンジン交換のため折り返し便がフライトキャンセルされるなどのトラブルが頻(ひん)発していました。


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