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2016年2月21日(日)

話題が満載「しんぶん赤旗」ここが魅力(上)

スクープ続々 実名報道の威力発揮

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(写真)新年からスクープが「しんぶん赤旗」紙面を飾っています

他紙が後追い ネットでも評判

 「一番注目するのは『赤旗』ならではのスクープです。一般紙が黙殺したり、あえて掲載しなかったりした記事がきちんと取り上げられ、それが後になって大問題に発展したことが何度もありました」

 池内了・名古屋大学名誉教授は、「赤旗」創刊88周年に、こんな談話を寄せました。「赤旗」ならではのスクープは、新年早々相次ぎました。

 「辺野古受注10社 自民に献金 入札前の14年 6300万円 前年5割増」(1月3日付)

 「自衛隊トップ、天皇認証要求 『国防軍』転換へ防衛相検討」(1月4日付)

 「赤旗」ホームページに掲載された記事へのアクセスの1月分集計で、「天皇…」は2万7859件でトップ、「辺野古…」は2万0238件で2位。スクープに強い関心が集まりました。

 「赤旗」が先んじて発掘、報道した重要ニュースを他のメディアが後追いするなどのケースもあります。

 「研究開発減税 過去最高6746億円 トヨタ一社で1084億円 14年度 9割超が大企業に」 

 「赤旗」2月10日付1面トップでは、大企業への研究開発減税の実態を分析、安倍政権の極端な財界・大企業中心主義の姿勢を浮き彫りにしました。

 朝日新聞2月14日付は1面トップで「企業の政策減税 倍増 安倍政権で1・2兆円62%巨大企業」と、研究開発減税など「政策減税」の大企業優遇ぶりの実態を明らかにしました。

 甘利明・前経済再生相の口利き疑惑にかかわって、「赤旗」は甘利氏が大臣室で現金50万円を受け取った2013年11月14日に、高額の飲食をしていたことを突き止め、「甘利氏団体 疑惑の日 グルメ堪能 突出『ワイン店19万円』」と報じました。

 読者からは「笑いが止まりませんでした。頭にも入りやすく、政治の話が身近になります」などの反響が寄せられ、夕刊紙「日刊ゲンダイ」2月1日付は「50万円ワイロ受け取り当日に豪遊 甘利元大臣疑惑のワインパーティー」と後追いしました。

 小泉純一郎首相時代の秘書官、第2次安倍内閣の内閣官房参与をつとめた飯島勲氏はこんな指摘をしていました。

 「『しんぶん赤旗』は日本共産党の機関紙で、一般の人には目に触れにくいかもしれないが、閣僚や与党議員の動向に関する調査報道には実績がある。部数は全国紙より少ないが、情報を扱っている人間であれば必ず目を通さなくてはいけない重要メディアのひとつだ」(『プレジデント』2014年12月1日号)

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(写真)企業名を出してたたかいを報じる「しんぶん赤旗」

企業の横暴 社名出し告発

 日本航空で全客室乗務員の正社員化を実現、資生堂が「非正規切り」した女性7人の解雇・雇い止めを撤回、日本IBMが減額した賃金差額分を支払うことを認める―。昨年末から年明けにかけて、名だたる大企業で労働者の権利を前進させる大きなニュースが「しんぶん赤旗」の紙面を飾っています。

 大企業の社名を出すことを控える一般紙と比べ、「赤旗」は、企業の行動に問題がある場合は社名を出して告発してきました。

 日本航空は昨年12月15日、全客室乗務員を正社員とすることを発表しました。「赤旗」は翌16日付1面トップで報道しました。

 「赤旗」は、日航や全日空など航空各社がいっせいに契約制客室乗務員導入へと動き始めた1994年から、問題点を指摘するキャンペーンを展開。日航客室乗務員組合(現キャビンクルーユニオン)のたたかいと合わさり、95年、契約社員は3年で正社員に転換される制度に変わりました。

 その後も20年にわたって、客室乗務員の正社員化が実現するまで、労働組合と一緒にたたかい続けました。

 資生堂「非正規切り」とたたかっていた全労連・全国一般アンフィニ分会の女性7人は1月25日、働いていた工場が閉鎖されたため職場復帰できなかったものの、資生堂に解雇を撤回させて、6年8カ月の争議を和解しました。大企業に「解雇撤回」をさせたことは画期的でした。

 「一瞬も 一生も 美しく」というキャッチフレーズで、世界中の女性に愛される資生堂の化粧品。その製造ラインで働いてきた組合員たちの誇りを「赤旗」は伝え続けました。

 大企業からの広告収入に依存するある大手紙は、労組の行動をニュースにしながら、「資生堂」の社名を出さずに報道したこともありました。

 大企業の広告などに依存せず、タブーなく真実を報道できることが、「赤旗」の魅力です。読者からは、こんなメールが届いています。

 「1月の紙面では、日航、スカイマーク、資生堂、東芝、ドンキホーテ…。有名企業の労働環境が紹介されており、インパクトがありました。誰もが知る企業なので、関心をもつ読者も多いはず。現代企業の実態(華やかな広告イメージの裏にある真実)を知るきっかけになります。どんどん書いてください」


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