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2016年2月9日(火)

安保理 北朝鮮を非難

ミサイル発射 緊急会合で声明

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 【ワシントン=島田峰隆】国連安全保障理事会は7日午前(日本時間8日未明)、北朝鮮が事実上の弾道ミサイルを発射したことを受けて緊急会合を開きました。安保理は、ミサイル発射はこれまでの安保理決議に違反するとして「強く非難する」とした報道機関向け声明を発表しました。

 声明は、北朝鮮がたとえ「衛星の発射」などと主張しても「今回の発射や、弾道ミサイル技術を使ったいかなる発射も、核兵器運搬システムの開発に貢献する」と指摘し、これまでの安保理決議の「重大な違反だ」と批判しました。

 また過去の安保理決議で北朝鮮が再度核実験やミサイル発射をした場合には、安保理が「さらに重大な措置をとる決意」を表明していることを指摘。1月の核実験強行と今回の発射を受けて、新たな制裁措置を視野に入れた安保理決議を「迅速に採択する」としました。

 声明は「安保理国は、朝鮮半島の非核化へつながる平和的、外交的、政治的な解決へ努力を続ける」と強調しました。


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