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2016年2月6日(土)

沖縄県民の命綱 水源の汚染

有機フッ素化合物 赤嶺議員が調査

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(写真)大工廻川で企業局職員(右端)から説明を受ける赤嶺議員(同2人目)とカヨウ県議(同3人目)ら=沖縄市

 米軍嘉手納基地(嘉手納町など)周辺の比謝(ひじゃ)川などで国内では原則使用禁止となっている有機フッ素化合物(PFOS)が検出された問題で、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は5日、現地調査をおこない、県企業局から説明を受けました。

 調査をおこなったのは、比謝川取水ポンプ場や大工廻(だくじゃく)川(沖縄市)、北谷浄水場の3カ所で、カヨウ宗儀県議、具志堅徹県議(うまんちゅの会)が参加しました。

 比謝川取水ポンプ場では1リットル当たり平均207ナノグラム(最大値543ナノグラム)、北谷浄水場(浄水)では平均30ナノグラム(同80ナノグラム)、大工廻川では平均621ナノグラム(同1320ナノグラム)のPFOSが検出されています。

 PFOSは、航空機用の作動油や泡消火剤などに使われていますが、国内法で原則、製造、輸入、使用が禁じられています。

 平良敏昭県企業局長は、「沖縄防衛局を通じて米軍に使用実態や履歴の有無を照会していますが、まだ回答がありません。基地内でPFOSを使用している実態があれば、使用を中止することや県による水源水質検査のための基地内への立ち入りを認めるよう求めています」と説明しました。

 赤嶺議員は、「県民の命綱である水源の汚染であり、嘉手納基地内で調査したいという県を後押ししたい」と応じました。


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