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2016年1月28日(木)

全被害者の救済求め

全建総連 アスベスト署名提出

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(写真)被害者救済と連帯を訴える三浦委員長=27日、衆院第1議員会館

 全国建設労働組合総連合(全建総連)は27日、衆院第1議員会館で「1・27建設アスベスト請願署名提出集会」を開き、会場は全国各地から参加した約280人の支援者や関係者などで埋め尽くされました。

 集会に先立つ22日には、大阪地裁で国の責任は認めたものの石綿建材メーカーの責任や一人親方の賠償を認めない判決が出ています。

 全建総連の三浦一男委員長があいさつ。「大阪ではああいう判決がでたが、29日の京都地裁ではいい判決が出てほしい」と被害者救済の司法判断に期待を寄せました。

 日本共産党をはじめ、各党・会派の衆参国会議員が出席し、各地方の参加者代表から署名を受け取りました。

 共産党からは衆参12人の国会議員が参加。田村智子参院議員は「一人親方の被害を自己責任にすることは承服できない。全ての被害者をメーカーと国の責任によって救済するために全力をつくしたい」とあいさつしました。


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