「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年1月22日(金)

参院決算委 田村氏 高学費・低補助を告発

給付制奨学金の創設 早急に

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 日本共産党の田村智子議員は21日の参院決算委員会で、日本の大学の異常に高い学費負担の実態を告発し、給付制奨学金の創設にただちに踏み出すよう求めました。

 日本は経済協力開発機構(OECD)の分類でも「高授業料・低補助」の国となっています。同分類のチリでは昨年、低所得層の授業料を国立・私立とも無償化していくことを決定しました。日本は高学費に加え、国としての給付制奨学金制度もありません。

 田村氏は、こうした「高授業料・低補助」の結果、低所得層は大学進学からはじき出され、大学進学してもアルバイトと奨学金の返済に苦しめられている若者の実例を告発。貸与型の奨学金によって多額の借金を抱える学生が年々、増加している実態も示し、「もう給付制奨学金に踏み出すしかない」と迫りました。

 安倍晋三首相は「財源の確保、対象者の選定など導入するにはさらに検討が必要だ」と表明。「政策の選択肢としてとらないといっているわけではない」と答えました。

(論戦ハイライト)


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって