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2016年1月22日(金)

宜野湾市長選 「オール沖縄」の力で勝利を

シムラ候補を必ず

移設なし基地返還へ「3日攻防」全力

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 「翁長知事と頑張る新市長か、辺野古新基地推進の現市長か」―。沖縄県宜野湾市長選(24日投票)で、市政転換を訴えるシムラ恵一郎候補(63)の陣営の訴えが市内全域に響き渡りました。21日、投票日までの残り3日間の奮闘が勝敗を分ける「3日攻防」に突入しました。


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(写真)シムラ恵一郎市長候補必勝のためがんばろうと唱和する人たち=21日、沖縄県宜野湾市

 安倍政権が戦争法を強行した下で全国が注視する選挙。夏の参院選で3分の2の議席を獲得すると豪語し、憲法改悪を狙う安倍政権は、「日米両政府が移設先を決める」として辺野古新基地推進を政府に一任する現職の佐喜真淳候補(51)のテコ入れに総力を挙げています。

 シムラ陣営は、翁長雄志知事と稲嶺進名護市長を迎えて激しい雨の中、街頭演説をおこない総決起。何としても勝ち抜こうとの熱気にあふれました。

 翁長知事は「普天間を脅迫の道具に使って、新辺野古基地を造らさなければ普天間は固定化するという話をすること自体が政治の堕落です。今度の選挙は絶対に負けられません。0・00001票も負けてはならないんです。いま横一線。ウチナーンチュ魂、宜野湾市民の魂が私たちを大きく伸ばす。必ず勝てます」と気迫を込めました。

 シムラ候補は「普天間基地の一日も早い閉鎖・返還に取り組みます。辺野古は反対ときっぱり申しあげます」と語り、政府が約束した5年以内の運用停止の実現を迫ると強調。「オール沖縄の力で横一線まできた。相手を抜き去り、勝利するため、あと3日間全力で頑張り抜きます」と力強く訴えました。

 一方、佐喜真陣営は早朝、企業や公明党・創価学会から動員された運動員が市内の幹線道路の沿道2キロ以上を青いノボリを持って占有し、通勤する車にアピールしました。壮絶な票の奪い合いが展開されており、最後の最後までの宣伝、対話・支持拡大が勝負を決する、1票を争う歴史的政治戦となっています。


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