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2016年1月15日(金)

ジャカルタでテロ

7人死亡 大統領が非難

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 【ハノイ=松本眞志】インドネシアの首都ジャカルタで14日、複数の爆発と銃撃戦があり、容疑者を含む7人が死亡しました。ジョコ大統領は事件発生直後の会見で「テロリストの犯行」と表明。「事件は社会の平和と市民の安寧を妨げるものだ」と強く非難しました。

 爆発は市内中心部のショッピング・モール「サリナ・デパート」付近やコーヒー店「スターバックス」などで発生。現地警察は爆発音が6回聞こえたとしています。地元メディアは、爆発のうち少なくとも一つは自爆テロで、事件には銃をもった14人が関与していると報じました。

 警察は、これまで過激組織ISからテロの脅迫があったとしながらも、今回の実行犯がだれかは分かっていないとしています。

 インドネシアでは、2002年にバリ島のナイトクラブでの爆弾テロで202人が死亡。09年にはジャカルタ市内の外資系ホテルを狙った爆弾テロが起きています。

 今回の事件は、14年10月のジョコ政権成立後、初めての大規模なテロ事件となりました。ジョコ氏は、軍と警察に実行犯の追跡と拘束を指示。市民に対しては「われわれはテロには負けない」とのべ、平静を保つよう呼び掛けました。


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