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2015年12月22日(火)

きょうの潮流

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 安倍政権を倒し、立憲主義を取り戻すとりくみが、全国各地で始まっています。「戦争法の廃止を求める統一署名」です▼来年5月までに2000万人集める壮大で短期勝負の国民運動。なにより頼もしいのは、この夏、雨の中でも暑い日差しの中でも「戦争法案、絶対廃案」とコールし続けた人たちが元気に行動を続けていること▼戦争法が強行された9月19日の悔しさを忘れず、絶対廃止の決意を示す「19日行動」。東京・北区JR王子駅前では、東京ほくと医療生協の病院職員らが「大切な人を戦場に行かせない」「私たちは戦争しない」とのプラカードを掲げて街頭宣伝しました▼世の中を“変える”との願いを込めてカエルの着ぐるみをきたのは、看護師の高橋朋子さん。「日々命と向き合う仕事柄、命を粗末にする法律に反対です」。この夏5回は国会前でコールしました▼傍らで大学生になった長女も署名を呼びかけました。安保法制に反対する学者と学生の会のメンバーとして国会前で声をあげました。「国民がどんなに反対しても何でも決める傲慢(ごうまん)な態度の安倍首相がとても嫌い」▼総がかり行動実行委員会の講演集会では、国会前行動でマイクを握った若者が決意を表明。「平和な未来を私たちの手に取り戻すためにできる範囲で、でも精いっぱい、半年間がんばろう」と山本圭介さん。菱山南帆子さんは「“ながいものには巻かれろ”の政治風土を変える。一人の百歩より、みんなの一歩です。国民総がかりで安倍政権を倒しましょう」。


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