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2015年12月22日(火)

「市民連合」発足 真剣な協議としっかりとした合意へ全力

山下書記局長が会見

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(写真)記者会見する山下芳生書記局長=21日、国会内

 日本共産党の山下芳生書記局長は21日、国会内で会見し、諸団体有志が前日、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」を発足させたことについて問われ、「大歓迎であり、野党間で選挙協力のための真剣な協議としっかりとした合意ができるよう全力を尽くしたい」と表明しました。

 「市民連合」は理念として、「立憲主義、民主主義、平和主義の擁護と再生は、誰もが自由で尊厳あるくらしをおくるための前提となるものである」と強調。方針として(1)安全保障関連法の廃止(2)立憲主義の回復(集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を含む)(3)個人の尊厳を擁護する政治の実現―の3点を掲げ、「参議院選挙における1人区(32選挙区)すべてにおいて、野党が協議・調整によって候補者を1人に絞り込むことを要請する」と表明しています。

 山下氏は「これは私たちの『国民連合政府』の提案の内容とも重なるものであり、大歓迎したいと思います」と語りました。

 また山下氏は、自民党の茂木敏充選対委員長が21日の講演で、野党による統一候補擁立の動きを「究極の談合だ」と述べたことについて問われ、「自公から談合といわれる筋合いはない」と反論。「『国民連合政府』の提案しかり、『市民連合』の理念・方針しかり、立憲主義の回復はあれこれの政策課題とは次元の違う、日本の国の根本にかかわることであり、これ以上の大義のない共同です」と力を込めました。


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