2015年12月21日(月)
安全・安心の医療・介護に
中央社保協が交流集会
名古屋
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中央社会保障推進協議会は20日(21日まで)、名古屋市内で「安全・安心の医療・介護大運動交流集会」を開き、全国から120人が集まりました。
山口一秀同事務局長が基調報告しました。安倍政権が今後年3000億円から5000億円の社会保障予算の自然増削減を目指しているとし、「『戦争する国づくり』のための軍事費拡大こそが社会保障費削減の真のねらい。戦争法廃止を求める運動は社会保障を守る運動そのものだ」と強調しました。
そのうえで「安全・安心の医療・介護を実現する大運動」として、(1)学習運動とセットで、患者負担増や病床削減に反対し、国の責任による医療・介護体制の拡充を求める請願署名に取り組む(2)地域の高齢者や貧困の実態を明らかにし、払える保険料と負担軽減をめざす運動を展開する(3)自治体や自治会、老人会などとの対話と共同を広げる―などの重点課題を提起しました。