2015年12月3日(木)
6野党・会派 臨時国会の召集を
参院議長に国対委員長要請
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参院の野党国対委員長は2日、日本共産党、民主党、維新の党(参議院)、無所属クラブ、社民党、生活の党の参院6野党・会派が憲法規定に基づいて要求している臨時国会の召集について、政府に働きかけるよう山崎正昭参院議長に申し入れました。
日本共産党の井上哲士国対委員長は「憲法に基づく要求に内閣が応じないという事態が放置されると立憲主義の危機につながる」と強調しました。また、審議すべき諸課題が山積して実害が生まれるとともに、内閣改造に伴って委員長3人、多数の理事が空白となっていることを指摘。「内閣の都合で国会の機能を不全にしたまま放置することは許されない」として、「三権の長として、臨時国会を召集するよう政府に強く要請してほしい」と述べました。
山崎議長は「(要請の)趣旨はもっともで、重く受け止める」「内閣に強く申し上げなければならない。今日中にも議長、副議長で内閣に伝えたい」と応じました。