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2015年10月26日(月)

「国民連合政府」は脅威?

NHK「討論」 公明が共産党攻撃繰り返す

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 日本共産党の志位和夫委員長の「国民連合政府」の提案への世論の関心の高まりによほど脅威を感じたのか。25日のNHK「日曜討論」で公明党の石田祝稔(のりとし)政調会長が異常な共産党攻撃を繰り返しました。

 番組の終わり近く、「国民連合政府」の提案での「野党連携の可能性」を司会者から聞かれた日本共産党の小池晃政策委員長は「いま、意見の違いは脇において、安倍政権を倒すために野党は力を合わせるべきだと思っています。そのために選挙の協力もしようではないかと訴えたい。それが国民の今の声に応える野党の責任です」と語りました。

 すると、番組終了間際、石田氏が「ちょっと一言、私も」と声を上げ、「50年も60年も自衛隊は違憲だとか、日米安保廃棄と言っていたのを、それを脇において選挙で一緒にやりましょうというのはおかしい」とまくしたてました。

 小池氏は直ちに、「これだけ立憲主義、憲法を守らない(安倍)政権を倒すためには、緊急課題で団結するのが政党の責任だ」と反論しました。

 小池氏の発言中も石田氏が「いやいやそれはおかしい」と声を上げ続けたため、小池氏は「(自民党と野合する)公明党にそんなことを言われる筋合いはない。意見の違いは脇に置いて選挙協力もしようと訴えたい。それが国民の声に応える責任だ」と強調しました。

 意見の違いを脇に置いた野党協力を攻撃する前に、「平和の党」を看板にしながら自民党とともに戦争法を推進する自らの無責任さには思い至らない石田氏の滑稽さが浮き彫りになった場面でした。


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