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2015年9月20日(日)

沖縄の気持ち伝えたい

翁長知事出発 国連人権理演説へ

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 沖縄県の翁長雄志知事は19日、スイス・ジュネーブでの国連人権理事会で演説するため那覇空港を出発しました。21、22日に名護市辺野古の新基地建設反対などについて訴える予定です。

 翁長知事は出発前に記者団に対し、「今日まで県民が心を一つにしてここまできているので、その気持ちを力強く伝える中で先々につなげていきたい」と意気込みを語りました。

 また翁長知事は、「沖縄の置かれている環境、理不尽さをずっと訴えてきたので、その中から沖縄の人権問題に触れていく」と強調しました。

 那覇空港1階ロビーには県議や県民ら約50人が見送りに集まり、翁長知事を激励しました。日本共産党の渡久地修県議は「今回の国連での演説は、国際社会に大きなインパクトを与える。県民の願いを世界に向かって発信してほしい」と励ましました。

 金秀グループ会長の呉屋守将氏は「現場から声を発信して日本をいい国にしたいので、みなさん、知事を支えていこう」と呼びかけました。

 翁長知事は「これからが本番。沖縄の思いをしっかりと伝えてまいりたい」と応じました。


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