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2015年8月9日(日)

被爆者の思い伝える

原水爆禁止世界大会・長崎 青年のひろば

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(写真)被爆体験を聞く青年たち=8日、長崎市

 原水爆禁止2015年世界大会・長崎は2日目の8日、長崎市内各地で「憲法をいかす、非核平和の日本を」など多彩なテーマ別集会、動く分科会、フォーラム、交流集会が行われました。

 テーマ別集会「青年のひろば」では、被爆の実相を継承するために、1班十数人で36のグループに分かれて被爆者から体験を聞きました。爆心地からそれぞれ2・5キロ、3キロで被爆した島田綾子さん(80)と平田ようこさん(83)が時折り声を詰まらせ、涙を拭いながら証言しました。直後に見たきのこ雲や死体の山、家も食べ物もなく苦労したこと…。島田さんは東京電力福島第1原発事故にあった人たちが「放射能でつらい目にあった私たちと同じつらい思いをする人を出したくない」との思いから原発反対の行動に参加。今回、青年の前で体験と思いを語りました。

 世界大会に初めて参加して被爆体験を聞いた女性(24)=札幌市=は「話を聞かないと被害の現状が見えてこない。戦争をなくす、核兵器や核のエネルギー利用をなくす大切さが伝わったので私も帰ったら伝えていきたい」と話しました。

 神奈川県相模原市から参加した高3の女性(18)は「できる限り想像し調べ、核兵器というものを知った上で反対していきたい」と語りました。


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