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2015年8月8日(土)

きょうの潮流

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 言葉って力があるんだなとつくづく感じます▼子どもたちがこぶしをふりあげて「戦争やめて!」と叫ぶ図柄は絵本作家の長谷川義史さんがデザインしました。缶バッジは全国から注文が殺到し作成した日本共産党大阪女性後援会は「追加発注し、複数の業者で2万個つくったのですが」とうれしい悲鳴をあげています▼「私は、戦争で奪った命を元に戻すことができない。空爆で破壊された街を建て直す力もない。自分の責任のとれないことをあの首相のように『私が責任を持って』とか威勢のいい言葉にごまかすことなんてできません」。シールズ関西の女子学生が大阪・梅田で切々と訴えた動画や全文が再生・拡散され続けています。思想家の内田樹(たつる)さんは「自分の言葉で語る」学生たちの手作りの運動に目を細めます▼自由と平和のための京大有志の会の声明書も、反響を広げています。「戦争は、防衛を名目に始まる。戦争は、兵器産業に富をもたらす。戦争は、すぐに制御が効かなくなる」。まるで詩のよう▼海外むけの翻訳だけでなく子ども向けの“翻訳”版までできました。「くにとくにのけんかを せんそうといいます せんそうは『ぼくがころされないように さきにころすんだ』という だれかのいいわけではじまります」▼比べて安倍首相の言葉のなんと空虚なことか。「説明すればするほど、わからない」と嘆く元自民党総裁の河野洋平氏。「そろそろここで、終わりにしましょう」との女子学生の言葉が心にひびきます。


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