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2015年7月27日(月)

住宅地に小型機墜落

「ドカーン」黒煙もうもう 住民恐怖「地震かと」

東京・調布

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写真

(写真)墜落した小型プロペラ機の機体後部(中央奥)と被災して燃えた住宅=26日、東京都調布市(撮影佐藤つよし)

 東京都調布市の住宅密集地で26日起きた小型プロペラ機墜落事故。のどかな休日の住宅街に爆発音が響き、民家は猛火に包まれ、3人が死亡、5人が負傷する惨事となりました。調布飛行場を抱える同市では1980年にも中学校校庭に飛行機が墜落する事故が起きています。

党議員が急行

 墜落現場では消防が消火や救助にあたり、警察が付近を封鎖するなかを近隣の住民が不安そうな顔で見守っていました。

 男性(52)は、近くの家の人が延焼しないようホースで水をかけていたのを手伝いました。「火柱が上がっていたので、すぐに近くまで行った。手伝った家は助かったけれど、隣まで燃え移ってきた。とてもホースの水では消せなかった。落ちた家の方から女の子の叫び声が2、3人した。出られない人がいるようだった。何回か爆発した」と語ります。

 男性(81)は「ドカーンと大きい音がして地震かと思った。2階の窓から見ると、火と黒煙がもうもうと立ち上っていた。近所の人から、『うちのアンテナをかすめて落っこちていった』という話を聞いた」と話しました。

 事故前に小型プロペラ機を目撃した男性は「いつもは公園の方を飛んでいるのに、今日は住宅街の上を飛んでいて危ないなと思った」と話しました。

 現場付近に住む男性は「10メートル以上ある高速道路よりもさらに高く火柱が上がった」と火の勢いを語りました。

 日本共産党の清水ひで子都議と、井樋匡利、岸本なお子、武藤千里の各調布市議は現地に駆けつけて、状況などを確認しました。(北村隆志、東京・山岸学)


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