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2015年7月3日(金)

年金の外部委託反対

堀内氏 「請負に指揮、違法だ」

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(写真)質問する堀内照文議員=1日、衆院厚労委

 日本共産党の堀内照文議員は1日の衆院厚生労働委員会で、日本年金機構の外部委託問題を取り上げ、個人情報を扱う業務の外部委託はやめるべきだと追及しました。

 日本年金機構全体の外部委託契約は、1億円以上で99社にのぼります。しかし、労働者数について質問したのに対し、「把握していない」との年金機構の認識について堀内氏は「個人情報を扱う事務で把握できない状況でいいはずはない」と指摘。年金機構和歌山事務センターでは、外部委託に対する管理者を配置しながら再委託を見抜けませんでした。

 堀内氏は「委託にすれば請負となり、機構が労働者を直接、指揮命令できない。個人情報を扱う業務を外部委託することに無理がある」と指摘しました。しかし、塩崎恭久厚労相は「守秘義務を課しているので問題ない」と開き直りました。

 堀内氏は「和歌山事務センターでは職員が直接、請負会社の労働者に指揮命令していた。違法行為ではないか」と指摘しました。

 日本年金機構の水島藤一郎理事長は「請負会社の責任者に指揮命令していた」と釈明しましたが、堀内氏が「どういう役職か」と迫ると、「責任者だと認識している」としか答えられませんでした。


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