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2015年7月1日(水)

信念と良心で反対 自民・村上氏

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 自民党国会議員で公然と戦争法案を批判している村上誠一郎元行革担当相は30日、都内の外国特派員協会で講演し、「これは議員としての信念と良心の問題だ」と述べ、法案に断固反対する姿勢を改めて表明しました。

 村上氏は戦争法案について、「国会で議論されればされるほど、問題や矛盾が出てきている」「大多数の国民や学者が違憲といっているのにあえて強引に突破すれば、日本の将来と民主主義に多大なる禍根を残すことになる」と指摘しました。

 安倍政権が1972年政府見解や最高裁砂川判決を法案ゴリ押しの根拠としていることも批判しました。

 憲法に対する自身の考えについては、「ある方は日本国憲法は不磨の大典ではないというかもしれないが、平和主義、主権在民、基本的人権はいつの時代においても、いかなる場合においても決して変更してはならないと確信している」「日本が戦争に負けてここまで発展できたのは憲法のおかげだと考えている」と強調しました。

 「私こそが“ミスター自民党”だ」と述べた村上氏。自民党内で表立った戦争法案批判がなかなか出ていないことについて、「反対してどのような処分を受けるのかという次元の問題ではなく、自分の良心にしたがって判断するしかない」と表明しました。


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