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2015年6月14日(日)

緒方副委員長、ブルガリア社会党のミコフ議長と会談

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(写真)ブルガリア社会党のミコフ議長(左から2人目)と会談する緒方副委員長(右端)。同席者は、ストイロフ副議長(左から3人目)、ウラジミロフ組織担当書記(左端)ら=10日、ソフィア

 ブルガリア社会党の招待で同国の首都ソフィアを訪問した日本共産党の緒方靖夫副委員長は10日、同党本部でブルガリア社会党のミハイル・ミコフ議長と会談しました。

 ミコフ議長は冒頭、「日本共産党の代表を歓迎します。今後協力をすすめることを願っています」とあいさつし、日本共産党が最近の一連の選挙で躍進していることに祝福を述べ、共産党のアイデンティティーと政策を明確にして、前進していることの今日的な意義を強調しました。

 緒方氏は、4度目で33年ぶりとなるブルガリア訪問で、旧体制からの巨大な変化とそのなかでの社会党の活動、政策をよく知る機会を得たことを喜ぶと前置きし、自己紹介的に、93年の日本共産党の歴史、日本の政治情勢と党活動、世界とアジア情勢と活動について述べました。先の総選挙で600万余を得、次期国政選挙で850万の目標を設定していると説明すると、同議長は「それはブルガリアの総人口よりも150万多い」と合いの手を入れる場面もありました。

 ミコフ議長は、ブルガリア社会党が旧体制から移行する1989年に、旧ブルガリア共産党から名前を変更し、その後10年余、連合政権の首相を務めるなどの与党としての実績と、現在野党第1党として行っている内外での活動を紹介しました。また、同氏は同党出身のセルゲイ・スタニシェフ前党議長が、欧州各国の社民政党で構成される欧州社会党の党首を務めていることなどを紹介し、社会主義の価値観を保持して欧州の左翼の結集のために努力している活動を語りました。

 会談の最後に、双方は、党関係を確立し、協力をすすめることを確認しました。

 この会談には、ヤナキ・ストイロフ副議長(国会副議長)、スタニスラフ・ウラジミロフ書記(組織担当)らが出席しました。

 同日、ミコフ議長は、緒方副委員長を歓迎する夕食会を催し、そこには、駐日大使を務めたぺタル・バシカロフ氏、ブラゴベスト・センドフ氏(元国会議長、アカデミー会員)が出席しました。


 ブルガリア社会党 一院制の議会(定数240)で現在、39議席(得票率15・4%)。前回は84議席で26・6%。1994年には、43・5%を獲得したことをはじめ何度か政権を担当。欧州議会では、ブルガリアへの割り当て17議席中4議席を獲得。


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