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2015年5月23日(土)

告発職員解雇は不当

武生信金事件 大門氏が追及

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(写真)大門みきし議員

 日本共産党の大門みきし議員は21日の参院財政金融委員会で、武生(たけふ)信用金庫(福井県越前市)による不正融資事件と職員への不当解雇を取り上げ、金融庁の厳正な対応を求めました。

 武生信金は、経営が実質的に破たんしていたS酒造(3月に自己破産)への迂回融資などの不正を繰り返し、約15億円の融資が焦げ付く事態になっています。

 武生信金は、不正融資を内部告発した職員が、内部資料を持ち出したことを「窃盗」呼ばわりして懲戒解雇。職員を刑事告訴しています。

 大門氏は「北陸財務局は、職員の告発を無視。武生信金は、財務局に検査で不正融資を指摘されながら『おとがめなし』。逆に、不正をただすため立ち上がった職員が泥棒扱いされる。人間の尊厳を踏みにじるものだ」と批判しました。

 金融庁の森信親監督局長は「引き続き、(再検査などの)作業を進め、適切に対応したい」と答弁しました。


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