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2015年5月17日(日)

「新基地ノー」 揺るがぬ信念

沖縄 「島ぐるみ会議」結成次々

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豊見城市

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(写真)「建白書実現・辺野古新基地断念までがんばろう」と決意を固める参加者=15日夜、沖縄県豊見城市

 沖縄県豊見城(とみぐすく)市で15日、「建白書実現・辺野古新基地はつくらせない とみぐすく島ぐるみ会議」の結成総会が開かれました。

 総会では、「基地のない平和で誇りある豊かな沖縄を創(つく)るため、豊見城市民は揺るぎない信念で結集し、建白書実現と辺野古新基地建設を断念させる行動をもって、全国民と日米両政府に強く訴えていく」との宣言書を採択しました。

 共同代表には、元豊見城村長の金城利一氏、元県議の當銘(とうめ)勝雄氏、元那覇市助役の山川一郎氏、沖縄戦「強制集団死(集団自決)」生き残りの宮城恒彦氏、税理士の嵩原(たけはら)康夫氏、沖縄医療生協副理事長の大城郁男氏の6人が就任しました。

 活動方針として、辺野古の抗議行動に参加するためのバスの運行、「辺野古基金」への賛同、建白書実現・辺野古新基地反対の署名活動に取り組むこと―などを確認しました。

 ヘリ基地反対協議会の安次富(あしとみ)浩共同代表が駆け付け、「子々孫々のために、私たちの力で沖縄の未来を切り開こう。翁長雄志知事を支え、安倍政権を倒そう」と力強く呼びかけました。

 稲嶺進名護市長、平良朝敬・かりゆしグループ最高経営責任者、仲里利信衆院議員(無所属)からメッセージが寄せられました。

本部町

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(写真)「本部町島ぐるみ会議」の結成大会で団結がんばろうをする参加者=15日、沖縄県本部町

 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設をめぐり、同市に隣接する県北部の本部(もとぶ)町で、新基地建設に反対する「本部町島ぐるみ会議」が結成され、15日、同町で結成大会が開かれました。約80人が結集し、「県民、全国、世界の人々と連帯し、翁長雄志(おなが・たけし)知事を先頭に辺野古新基地建設を必ず断念させよう」と声を上げました。

 「会議」の結成趣意書は「辺野古への新基地建設を許さず『建白書』の実現を求める本部町民の意思を表明し、政府の不当な圧力に屈しないことを示していこう」とし、新基地反対行動への参加や講演会の開催などを確認しました。

 共同代表に島袋吉徳町議会議長や町議、元県議らが就任。島袋議長は「力を結集して頑張れば確実に辺野古新基地は止められます」と呼びかけました。

 顧問に就任した元本部町長で、沖縄ハム総合食品の長濱徳松会長が「新基地建設が押し切られたら、民主主義が無くなる。次から次へと(政府の)いいなりにならざるをえない。いかなることがあっても新基地を造らせてはならないという信念のもと、一緒に歩んでいきましょう」と訴えました。


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