2015年5月15日(金)
オール沖縄 那覇の会結成
翁長知事「正義は私たちに」
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沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設の断念・普天間基地の閉鎖・オスプレイの配備撤回の実現を目指す「『沖縄建白書』を実現し未来を拓(ひら)くオール沖縄 那覇の会」の結成総会が13日、那覇市内で開かれました。約400人が参加し、翁長雄志(おなが・たけし)知事が基調講演しました。
共同代表に城間幹子市長、金城徹市議会議長、古謝光弘・金秀(かねひで)グループ副会長らが就任しました。「いまこそ、オール沖縄・島ぐるみの運動を那覇市においても力強く担って、全国にも声を発していこう」とする宣言を採択。17日の県民大会への参加や辺野古へのバスツアー、講演会等の開催などの活動方針が確認されました。
城間市長が「日米両政府の大きな壁に立ち向かい、厳しく険しい困難な道を切り開くためにも、翁長知事と共に心一つにして頑張っていきましょう」と呼びかけました。
翁長知事は講演で「正義は間違いなく私たちにある。これをつぶして辺野古に基地を造ろうとしたら、日米同盟も大変危険なものになるし、世界に通用しない。私たちの思い、たたかいが、本土の方々とも心を一つにして、日本のあり方をみんなで考えているんだということにぜひ、自信を持って頑張っていきたい」と述べ、会場から大きな拍手が湧き起こりました。