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2015年4月9日(木)

県政に声届ける議席

徳島市・藍住町 山下氏が必勝訴え

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(写真)山下書記局長の応援をうけて訴える山田豊、上村きょう子(右端)の両県議候補と、ふるたみちよ知事候補(左端)=8日、徳島市

 日本共産党の山下芳生書記局長は8日、徳島県の徳島市と藍住町で街頭演説し、「大激戦ですが、同時にやりがいのある選挙です。どの世論調査でも『戦争する国は嫌だ』『消費税10%は困る』という人が多数派。その声をまっすぐ国や県政に届けるのが共産党です」と述べ、党の値打ちを有権者に届けきれば勝利できると訴えました。JR徳島駅前で、議席奪還に挑む山田豊、新旧交代に挑戦する上村きょう子の両氏の必勝を訴え。藍住町内で、新人のてづか弘司候補を応援しました。

 「私は心から訴えたい。若いみなさん、海外の戦場、しかも、侵略のための戦場に行って血を流しますか」。山下氏はこう問いかけ、「戦争立法」にノーの声を上げようと語ると、拍手がわきました。

 現有2議席から4議席への倍増をめざす徳島県議選。徳島市は県庁所在地のなかでも所得に占める国保料の割合が全国一高いのに県の助成がないなど、社会保障での県独自の施策は貧弱です。一方、踏切の混雑がほとんどないのに鉄道の高架化に500億円を注ぐなど大型開発には熱心です。

 「無駄遣いをやめれば、県民の福祉のための仕事がたくさんできます」。山下氏はその対案を示し、ふるたみちよ知事候補への支持を呼びかけました。

 また、逆立ち県政を後押ししているのが、チェック機能を果たさない自民、公明、民主などの「オール与党」だと批判。徳島新聞も共産党のいない委員会が5分で閉会、質問ゼロだと暴露しました。

 対して党県議団は何度も質問し、少人数学級や子どもの医療費無料化を広げてきました。山下氏は「無駄遣いを厳しくチェックし、県民の運動と力をあわせて願いを一つひとつ実現する。この『宝の議席』を増やしてください」と力説しました。


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