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2015年3月20日(金)

海守る海保 海の破壊に手を貸すな

過剰警備に抗議し集会

沖縄

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写真

(写真)海上保安庁の過剰警備に抗議し、「海を守れ」と唱和する参加者=19日、沖縄市

 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する有志でつくる「わんから市民の会」は19日、海上での基地建設反対運動に対する海上保安庁の過剰な警備に抗議する集会を、沖縄市の中城(なかぐすく)海上保安部前で開きました。

 「基地はいりません」「政府は沖縄の民意を無視するな」「埋めるな!へのこ」など自作のプラカードや横断幕を掲げ、約160人が参加。音楽にあわせてデモ行進し、海上保安部に対し「海を守る海保が海の破壊に手を貸すことは正当な業務とは言えない。(基地建設)作業を止めることこそ本来の職務だ」と要請しました。

 豊見城(とみぐすく)市の男性(56)は、「多くの人が声をあげてほしい。それが政府を動かす力になる」と話しました。

 「市民の会」は、先月には、在沖米総領事館前で辺野古や東村高江の基地建設の中止を求める集会を開き、「戦後70年間(沖縄を)踏み続けてきて、さらに海を壊し、山を壊し、新たな軍事基地をつくることは絶対に許せません」とする声明文を手渡しています。

 長堂登志子代表は「“わんから”は自分たちからという意味。それぞれが自らの思いを込めて、基地建設を止めるまでできることを何でもやっていきたい」と力を込めました。


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