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2015年3月18日(水)

障害児の通学支援を

たん吸引など 本村氏求める

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 日本共産党の本村伸子衆院議員は10日の予算委員会分科会で、たんの吸引や呼吸器が必要な障害をもった子どもへの通学保障、公的支援の拡充を求めました。

 愛知県では特別支援学校の通学はスクールバスがありますが、たんの吸引や呼吸器が必要な子どもは乗車を断られており、家族の負担も大きくなっています。

 本村氏は、子どもたちと家族のことを第一に考えた柔軟な対応が必要であり「公的な通学を保障するために、きめ細やかな支援を行うべき」と主張しました。

 塩崎恭久厚生労働相は、通学時を含む移動の支援は障害者総合支援法の施行3年後の見直し事項に挙げられており「教育と福祉の役割分担のあり方や財源等を含め、十分な議論が必要だ」と答えました。

 本村氏は、身近なところにデイサービスやショートステイがない問題や、たんの吸引、呼吸器が必要な子どもは同伴が必要であり、利用が困難であると指摘。

 塩崎厚労相は「身近な地域で支援を行えるようにすることが重要な課題だ」としたうえで、2015年度の障害報酬改定において看護師等が支援を行う機会をふやす、障害児通所支援における重症心身障害児について送迎加算新設で支援していくと答えました。


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