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2015年3月6日(金)

沖縄・名護 山下書記局長と稲嶺市長が懇談

新基地阻止へ決意交わす

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(写真)稲嶺進市長(右)と懇談する山下芳生書記局長=5日、名護市役所

 日本共産党の山下芳生書記局長は5日、沖縄県名護市の稲嶺進市長と懇談し、「辺野古の米軍新基地阻止の先頭に立っている稲嶺市長や現場のたたかいと連帯して奮闘したい」と表明しました。

 山下氏は、「沖縄県民は昨年、県知事選など民主主義の最も重要な手続きである選挙で新基地ノーの意思を示し続けたにもかかわらず、安倍政権は工事を強行している。日本に民主主義があるのか、という問題です」と指摘しました。

 また、「新基地は普天間基地の単なる『移設』ではない。2本の滑走路、強襲揚陸艦が接岸できる軍港や弾薬庫も備え、キャンプ・シュワブや北部訓練場などと一体になった最新鋭の巨大出撃基地です。このような基地が日本とアジアの平和と安定に逆行するものであることを全国に示したい」と述べました。

 稲嶺市長は新基地の軍港機能に関して、「環境アセスメントの段階では岸壁が200メートルだったのが、最後の埋め立て申請で271メートルに伸びた。オスプレイ配備も最後まで隠していた。菅義偉官房長官は二言目には『日本は法治国家だ』と繰り返すが、これが法治国家のやることなのか」と批判。また、県が行っている辺野古の潜水調査に政府が一切協力しないことについても「法律に基づいて工事を進めているのなら堂々と見せるべきだ。何か後ろめたいことがあると言わざるを得ない」と指摘しました。

 加えて、海上保安庁による海上での抗議行動の弾圧などを挙げ、「辺野古の現場や新基地の実態を、国会で、もっと追及してほしい」と要望しました。


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