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2015年3月3日(火)

高知の好漁場返して

県漁連 軍事訓練場返還求める

仁比議員が懇談

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(写真)県の担当者から話を聞く仁比議員(中央)=2日、県庁

 日本共産党の仁比聡平参院議員は2日、高知県沖に設定されている日米の軍事訓練場「リマ区域」の指定解除や漁業に与える影響について、県や県漁連と懇談しました。

 「リマ区域」は高知県沖約80キロの公海に凸型に設定された日米の空・海の訓練場。土、日を除き訓練が行われ、漁船の立ち入りを制限しています。米軍はこの区域での訓練内容は明らかにしていません。

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 県漁連の松澤英八郎参事は、「リマ区域」の近くにキンメダイの好漁場があり、区域内外の資源調査に取り組む予定であることをのべ、「キンメダイは高級魚で値段も良いのに、区域に立ち入れない」「演習で漁道の変更や魚の散逸があるのではないか。漁業では漁場が一番大事で、返還されないなら損失補償が必要」と話しました。

 県漁業振興課では、国に対して毎年「リマ区域」の指定解除を要望していることや、区域の南側の漁場に向かう漁船が迂回(うかい)を強いられていることなどが出されました。

 仁比議員は「高知県の漁業の発展にとって『リマ区域』内は宝の漁場と言える。返還させることが求められるし、少なくても漁業補償はしっかりやるべきだ」と話しました。


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