2015年3月3日(火)
9条改悪許さぬ一点で大同団結
改憲案合意策動 山下氏が主張
日本共産党の山下芳生書記局長は2日の会見で、自民党の船田元・憲法改正推進本部長が「これから大いなる妥協が始まる。(自民党の改憲)草案は、ほとんどズタズタになる」(1日のBS番組)と述べ、与野党間で改憲案の合意を狙う姿勢を見せたことについて問われ、「一番大事なのは、9条改悪を許さない一点で、国民の大同団結をはかることだ」と主張しました。
山下氏は「どの世論調査でも憲法9条を変えることに反対する国民が過半数となっている。その世論をさらに広げて固めることが、改憲のもくろみを阻止する一番大きな舞台となるのは間違いない」と強調。「九条の会が、草の根で運動を展開されている。力を合わせ、またその一翼を担って、国民的多数派をゆるぎないものにしていくために奮闘したい」と述べました。