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2015年2月28日(土)

核兵器廃絶へ新たな出発点に

静岡 3・1 ビキニデー国際交流会議開く

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(写真)核兵器廃絶に向けた取り組みを話し合う国際交流会議参加者たち=27日、静岡市駿河区

 1954年に米国がマーシャル諸島・ビキニ環礁で行った水爆実験で日本の漁船が被災した「ビキニ事件」の犠牲者を追悼し、核兵器廃絶への誓いを新たにする「2015年3・1ビキニデー」行動が27日、静岡市内で始まりました。初日は、原水爆禁止日本協議会(日本原水協)全国集会の国際交流会議が開かれ、海外代表3人を含む137人が参加しました。

 日本原水協の沢田昭二代表理事があいさつし、「NPT(核不拡散条約)再検討会議にむけて、核兵器廃絶を求める運動の新たな出発点となる集会としよう」と呼び掛けました。

 海外代表を含む4人が問題提起。アメリカフレンズ奉仕委員会のジョゼフ・ガーソン氏は、「NPT再検討会議に、核兵器廃絶を求める人びとの声で強大な影響力を与えることが重要だ」と訴えました。

 韓国・参与連帯のイ・ミヒョン氏は、「NPT再検討会議は、北東アジアの核の脅威と軍備競争を止めるチャンスだ」と強調。マーシャル諸島共和国のピーター・アンジャイン氏は、同政府が核保有9カ国を提訴して以来、核兵器廃絶の取り組みが驚くほど広がっていると報告しました。

 日本原水協の土田弥生事務局次長は、「国連や各国政府と力を合わせ、核兵器なくせの圧倒的多数の声を突きつける署名行動のラストスパートをかけよう」と訴えました。

 討論では、各地の署名の取り組みを交流。アンジャイン氏は結びの発言で、「集会に感動した。島に帰ったら署名を集めて、NPT再検討会議に参加する代表に託したい」と述べました。


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