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2015年2月27日(金)

テント撤去めぐり攻防

辺野古新基地反対 抗議行動の拠点

「弾圧はね返そう」

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(写真)弾圧に負けずガンバローと拳をあげる市民ら=26日、沖縄県名護市

 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対し、抗議行動をしている市民らの座り込みのたたかいの拠点となっている米海兵隊基地キャンプ・シュワブのゲート前の歩道に設置されているテントを、沖縄総合事務局北部国道事務所と沖縄防衛局が撤去するよう要求した期限となった26日、市民らは弾圧をはね返そうと抗議の声を上げました。

 市民らはテントの撤去に応じるため、全国からの支援物資を置くための仮テントをゲート前から国道を挟んで反対側の歩道そばの緑地帯にたてました。しかし、北部国道事務所はこの仮テントの設置も認めないとしたため、市民らはテントをそのまま残す方針を固めました。

 北部国道事務所は、ゲート前反対側にたてられた仮テントについても撤去するよう口頭指導しました。

 仮テントをめぐっては前日の25日午後6時すぎ、北部国道事務所が無通告で仮テントを囲むように柵を設置しました。同事務所の職員ら約20人が突然ゲート前に現れ、柵の設置作業を強行。県警が規制する中、30分ほどで仮テントを囲い込む作業が完了し、現場は騒然となりました。

 駆け付けた県民らは「集会の妨害じゃないか」「夜に混乱を起こすようなことをして、けが人を出したいのか」と激しく抗議。収拾をはかるため柵と仮テントのどちらもいったん撤去することで合意し、約2時間後に解体されました。


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