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2015年2月23日(月)

住民の声生きる地域医療

都内でシンポ いっせい地方選争点へ

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 安倍政権が地域医療のあり方を大きく変えようとする中、「ドクターズ・デモンストレーション 2015」のシンポジウムが22日、東京都内で開かれ、医療従事者ら150人が参加しました。主催は、同実行委員会。

 津市立三重短期大学の長友薫輝(まさてる)教授が基調講演で、安倍政権が、▽国保の都道府県単位化▽「医療から介護」「入院から在宅」「介護から市場・ボランティア」へと担い手を安上がりにすること―などで医療・介護保険の給付抑制を狙う中、住民の声が生きる地域医療づくりをめざしていこうと呼びかけました。

 いっせい地方選の争点として問われる医療・介護がテーマのシンポジウム。済生会栗橋病院院長補佐の本田宏医師がコーディネーターを務めました。

 中野共立病院長山田智医師は、地域医療を担う同院の取り組みにふれ、「地域包括ケア」のあり方が地方選の大きな争点になると述べました。

 西岡誠医師は「世界の医療団」の取り組みで、東京・池袋周辺でホームレス状態にある人を医療・保健・福祉につなげることなどを紹介。埼玉県新座市の広瀬ミサ子さんは、「保険でより良い歯科医療の実現を求める」意見書を市議会で採択させたと報告し、東京都日の出町の日本共産党の折田真知子町議は、同町が75歳以上の高齢者の医療費を無料化し、医療費削減の効果が出たと述べました。

 全国保険医団体連合会の住江憲勇会長があいさつしました。


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