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2015年2月8日(日)

辺野古 “民意無視は明らか”

座り込み抗議に市民が連帯

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 米軍新基地建設に伴う埋め立てをめぐって緊迫している沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ周辺には7日、週末を利用して多くの市民が県内各地からバスで訪れ、座り込みを続ける人々と連帯しました。

 数十トンのブロックを海に投下し続けている大型クレーンや作業台船を見下ろす高台では、作業を強行しようとする沖縄防衛局や海上保安庁に対して、ハンドマイクでのリレートークが行われました。

 県立中部病院の平安山英盛・元院長は、「私は医師として、多くの人命を救ってきた海保の活動を知っている。しかし、あなたたちは今、人殺しのための巨大な基地建設に手を貸そうとしている」と批判。また、「沖縄県は埋め立て承認の法的瑕疵(かし)の検証を始めたが、それ以前に、これだけの民意を無視して工事を強行しようとする、この民主主義的な瑕疵は明らかだ」と訴えました。

 「琉球諸島を世界遺産にする連絡会」世話人の伊波義安さんは、「辺野古の海は、豪州のグレートバリアリーフを上回る400種のサンゴが生息する。人類の宝だ」と指摘。ブロック投入によるサンゴ破壊に抗議し、「私たちはウヤファーフジ(祖先)から受け継いだこの海を、次の世代に引き継ぐ義務がある。絶対にひるむことはありません」と述べました。


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