2015年2月8日(日)
平和・基地問題…
ゆんたくしながら考えよう
沖縄・東村高江 ヘリパッド反対住民と学生交流
|
政治や基地問題について「ゆんたく(おしゃべり)」しながら考えようという沖縄の学生有志の「ゆんたくるー」は7日、米軍のオスプレイ着陸帯(ヘリパッド)建設が進められる沖縄県東村高江で、建設に反対し座り込みを続ける住民や支援者と交流する「たこ焼きパーティ」を開きました。
参加者はタコやウインナー、チーズ入りの熱々のたこ焼きをほおばりながら、東村高江、名護市辺野古の基地建設・強化に反対する活動や、平和への思いを語り合いました。
大阪から来た関西学院大学3年の女性(21)は、「昨日、辺野古の座り込みに参加してから来ました。高江は映画『標的の村』を見て一度は来て見たいと思っていました」と語ります。
基地問題に関心があるという女性(28)は、フェイスブックを見て参加。恋人でニュージーランド人の男性(24)は、「2年前に来日して基地問題を知ってびっくりしました。ニュージーランドではアメリカが基地施設をつくりたいと言ってきても断っています。もっとたくさんの人にこの問題を知ってもらって新基地建設を止めたほうがいい」と話しました。
ヘリパッドいらない住民の会の伊佐育子さん(54)が、「若い人が工夫して取り組んでいる様子を見て私たち世代も頑張らなければと思います。ヘリパッドいらないの思いをいろんな世代がいろんなやり方でアピールする。互いに尊重していきたい」と語りました。
高江では昨年7月までに六つのヘリパッドのうちN4地区の二つが完成。防衛省は、建設阻止のため住民が座り込むN1地区入り口の路側帯を日米共同使用から米軍専用に戻すことで住民の強制排除を狙っています。