「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年2月3日(火)

「武力で平和つくれない」

「戦争する国」にさせない

日本人人質事件 官邸前で宗教者ら集会

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)殺害された2人を追悼する宗教者ら=2日、東京・首相官邸前

 首相官邸前で2日、過激組織「イスラム国」に殺害されたとみられる湯川遥菜さん、後藤健二さんを追悼し、武力で平和はつくれないと訴える「宗教者祈念集会」が開かれました。仏教、キリスト教、イスラム教の信者ら約40人が参加しました。

 後藤さんと親交があった、平和を実現するキリスト者ネット事務局代表の鈴木伶子さん(76)は「穏やかで優しい人。かけがえのない人を殺された」と死を悼みました。

 後藤さんは10年前から、鈴木さんらの教会に通い、その後も教会でアフガニスタンやルワンダなどについて講演していました。

 鈴木さんは、後藤さんが戦争の悲惨さを伝えていたといい、「安倍首相は後藤さんの死を利用し、(海外に)自衛隊を派遣しようとしている。後藤さんの遺志に反することだ」と語りました。

 参加者はそれぞれの宗派のやり方で祈り、「シリア、中東の人々の命を守ろう」「日本を戦争する国にしないでください」と訴えました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって