2015年2月3日(火)
医療介護に安心安全
大運動前進 地域から
中央社保協が全国代表者会議
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中央社会保障推進協議会は2日、東京都内で、2014年度全国代表者会議を開き、安全・安心の医療・介護大運動を地域・職場で前進させようと決意を固め合いました。
基調報告した山口一秀事務局長は、昨年9月に始めた「いのち・暮らし守れ―安全・安心の医療・介護を実現する大運動」が広がり、安倍政権の進める社会保障の縮小・自己責任化に反撃が始まっていると指摘。市町村国保を都道府県単位にしてさらに保険料を上げる医療保険大改悪の中止などを求める大運動で国会請願署名を積み上げようとのべました。地域から必要な医療・介護の保障を求める運動を進め、いっせい地方選挙の争点に押し上げようと強調しました。
各地域・団体の代表が実態や共同の広がりについて発言しました。
千葉の代表は自治体への要請をもとに14都道府県が国あてに意見をあげたとのべました。全国保険医団体連合会の代表は、患者負担引き上げを許さない「待合室から」キャンペーンで15万人分の署名を集めたと発言しました。
新日本婦人の会の代表は「介護カフェ」を通じた学習や意見交換から行動を広げていると語りました。京都や岐阜の代表は住民の顔が見える運動が必要だと地域社保協結成を進める決意をのべました。
山田智、住江憲勇の両代表委員があいさつ。国民大運動実行委員会の笠井智仁事務局長と日本共産党の堀内照文衆院議員が連帯あいさつしました。