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2015年2月2日(月)

暴力の連鎖 のぞまない

哀しみと抗議 官邸前

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(写真)蛮行に対して官邸前で静かに抗議する人たち=1日、東京都千代田区

 過激組織「イスラム国」が、ジャーナリストの後藤健二さんを殺害したことを受け、「哀(かな)しみと抗議の官邸前サイレント・アクション」が1日、首相官邸前で行われました。

 「許すな! 憲法改悪・市民連絡会」が呼びかけたもの。冷たい風が吹き付けるなか、200人が「わたしたちは報復の連鎖はのぞみません」など、後藤さんを悼み、平和を願う思いを込めたプラカードを握り締め、アピールしました。

 東京都大田区の女性(65)は「暴力の連鎖を止めよう 命と平和を大事に」の手書きのプラカードを持って参加。「中東では暴力の連鎖が続いています。それを見ているだけで、何もできないことが悔しい。誰もが互いの違いを尊重し、平和に暮らせるようになるため、行動を続けたい」と話しました。

 「NO WAR」のプラカードを掲げていたのは、バングラデシュ出身で、日本で26年間暮らしている男性(51)です。「『イスラム国』の行動で、わたしたち一般のイスラム教徒までテロリストのように見られるのは悔しい。どんな理由があれ、人の命を奪うのは許されません」と語り、「日本は70年間戦争をしなかった。その歩みをやめないでほしい」と訴えました。


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