「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年1月31日(土)

安倍首相 原発事故を軽視

「長々と話す時間ない」

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 30日の衆院予算委員会で日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は、安倍晋三首相が昨年12月の総選挙第一声を福島で上げながら原発事故に関して一言も触れなかったことについて「県民はそのことに非常に怒りを持っている。県民の声、いまの現実と向き合う姿勢はあるのか」とただしました。

 福島県相馬市に出向いて総選挙公示第一声(12月2日)をあげた安倍首相。ここでなぜ原発に触れなかったのかと問われた安倍首相は、「住まいと生業(なりわい)は復興の基本だろうと、重点を置いて話した」と答弁。演説場所が漁港であり「風評被害」について訴えたなどと弁明の言葉を並べた揚げ句に、「ただまあ、時間の関係がございますので、長々とすべてを説明するというわけにはいきません」と開き直りました。

 あぜんとした高橋氏は「いまの答弁は衝撃だ」と首相を批判。「『長々と』というが、(原発事故を)避けて通れないでしょう。福島のことを脇に置いているのではないか、それが県民の怒りの源だ」と述べました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって