「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年1月28日(水)

新たな海上作業に抗議

沖縄・辺野古 「知事と県民一丸に」

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)新たな海上作業に抗議のこぶしをあげる県民ら=27日、沖縄県名護市

 沖縄県名護市辺野古で27日早朝、沖縄防衛局は米海兵隊基地に新たな基地をつくるボーリング調査のため、雨の中にもかかわらず大型の台船を使用した新たな海上作業に乗り出しました。

 ゲート前で抗議行動をする県民らは海上作業が見える国道沿いに移動。「沖縄建白書を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」が呼びかけた那覇市と宜野湾市からのバスで参加した市民ら60人も加わり、「作業船の工事やめろ」「サンゴの破壊は許さないぞ」とコールしました。ゲート前では“緊急抗議集会”のようになり、次々とマイクを握り、安倍政権を批判しました。

 前日の26日に翁長雄志県知事が埋め立て承認の検証が終わるまで作業を自粛するよう要請したばかり。

 翁長知事を支える「オール沖縄」の「島ぐるみ会議」を代表して、新垣清涼県議(米軍基地関係特別委員会委員長)が「普天間基地を抱える宜野湾でも新しい基地は造らせない、という思いで来た」と発言。「安倍政権の暴走を止めて、ちゅら(美しい)海を守っていきたい。翁長県知事を先頭に県民一丸となってがんばっていきましょう」と訴えると、大きな拍手が起きました。

 早朝から海上監視行動をしてきた、名護・ヘリ基地反対協議会の共同代表の安次富浩さんが急きょ報告。新たな作業は2本のクレーンがついた大型の台船を使ったフロート(浮き具)設置だとのべ、自粛要請をした翁長知事のメンツをつぶす姑息(こそく)なやり方だと批判しました。知事と県民の分断を図る政府のたくらみを見抜き、「作業中止の声を安倍首相は聞け」の声を県内、全国に広げようと訴えました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって