「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年1月23日(金)

水俣解決へ第7陣提訴

熊本地裁 原告総数は742人に

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)提訴前の門前集会ですべての被害者救済をと団結ガンバロウを唱和する原告団、支援者ら=22日、熊本地裁前

 「水俣病特措法」にもとづく救済を求める被害者が国、県、加害企業チッソを相手に損害賠償などを訴えている「ノーモア・ミナマタ第2次訴訟」で熊本、鹿児島、福岡、愛知の各県在住の被害者132人が22日、新たに第7陣として熊本地裁に追加提訴しました。原告数は742人となりました。

 7陣の原告は40代から90代の男性55人、女性77人。19人(未申請者113人)が特措法に申請して非該当となっています。

 提訴後の報告集会で上野照代さん(82)=熊本県上天草市=と、税所(さいしょ)秀孝さん(77)=鹿児島県伊佐市=が被害の訴えと裁判でたたかう決意を述べました。

 原告弁護団の園田昭人団長が情勢報告で、「2月12日に結成する原告・弁護団、患者会などでつくる全国連絡会で、超党派の『水俣病被害者と歩む国会議員連絡会』とも協力して国に解決を迫りたい」と話しました。

 「水俣病不知火患者会」の元島市朗事務局長は原告数について、「提訴を済ませた原告の他に、350人が裁判の手続き待ちで、未検診者も400人が待機している状況。1500人規模になる見込み」と報告しました。

 日本共産党の山本のぶひろ熊本県政対策委員長(県議予定候補)が連帯あいさつし、赤嶺政賢衆院議員と仁比聡平参院議員が激励メッセージを寄せました。民主党の代表もあいさつしました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって