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2015年1月22日(木)

米軍が訓練繰り返す

沖縄・東村高江 提供前の着陸帯で

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(写真)提供前のN4パッドに離着陸する米軍ヘリAH1コブラ=21日午前11時半ごろ、沖縄県東村高江(田丸正幸さん撮影)

 沖縄県東村高江の、米軍に提供前のヘリパッド(着陸帯)2カ所で米軍が訓練しているのが21日、目撃されました。訓練していたのは、米軍ヘリAH1コブラ1機で、米軍北部訓練場に飛来し、米軍ヘリパッドN4で離着陸訓練を繰り返しました。N4パッドは沖縄防衛局が昨年、2カ所を完成させましたが、米軍へはいまだ提供されておらず、改めて米軍の無法ぶりが浮き彫りになりました。

 この日、N4ゲート前で座り込み、一部始終を目撃した田丸正幸さん(45)=東村在住=によると、午前11時半ごろに突然、「アーミー」(陸軍)と書かれたAH1が飛来。約30分間、周辺旋回や8回にわたる離着陸を繰り返したといいます。

 防衛局はN4の2カ所が米軍への提供前であることを認めた上で、「米側に確認中で詳細はわからない」とのべるにとどめました。

 米軍ヘリによる提供前パッドの使用は昨年3月17日、米海軍MH60が離着陸訓練をしたのに続いて今回が2度目。日本共産党の伊佐真次村議は「前回、米軍は提供前のヘリパッドとは『知らなかった』と言って済ませましたが、今回は知らなかったでは通用しない」と批判しています。

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