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2015年1月18日(日)

米軍ヘリ装備品落下

ミサイル発射装置など200キロ超

沖縄

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地図:沖縄・米軍ヘリ装備品落下

 米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属の攻撃ヘリコプターAH1W「スーパーコブラ」が15日午後5時半ごろ、渡名喜(となき)村の米軍出砂島(いですなじま)射爆撃場(入砂島)の南西海上を訓練中、合計で重さ200キロを超す三つの装備品を落下させていたことが16日までにわかりました。沖縄防衛局が同日、県と宜野湾市、渡名喜村に通知しました。被害は確認されていません。

 県内地元2紙が報じたところによると、落下させた装備品は金属製のミサイル発射装置で、109キロの「ヘルファイアミサイルランチャー」と65キロのミサイルポッド、34キロの燃料タンクの三つで、合計208キロにも上ります。

 日本共産党の知念吉男・宜野湾市議は「年始からMV22オスプレイやAH1W攻撃ヘリなどが住宅地上空で激しい旋回訓練を行い、住民から苦情が寄せられていた。事故は起こるべくして起こった」と憤ります。

 上原哲明・党渡名喜村議は「15日は風が強く、漁師は船を出していなかったが、いまはカツオ漁の最盛期。日常的に数十隻が操業し、訓練場はフェリーの航路にもあたる」と指摘。「いつ大惨事が起きてもおかしくない事態だ。米軍射爆撃場をはじめ基地は即時撤去すべきだ」と話しています。


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