2015年1月18日(日)
辺野古新基地
作業強行に抗議続く
海上で陸上で市民ら
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沖縄防衛局は17日、名護市辺野古への米軍新基地建設に向けた作業を、土曜日にもかかわらず続けました。基地建設に反対する市民らは、海上と米軍キャンプ・シュワブのゲート前で引き続き抗議行動をしました。
防衛局はこの日、抗議行動を排除するため、浮具(フロート)を辺野古崎から長島の近くまで広げました。海上保安庁のゴムボートや巡視船が多数警戒にあたり、抗議の声を封鎖する動きを強めています。
ゲート前では、300人近くが集結して座り込みました。「嵐を呼ぶ軍事基地 海にも山にもいらない」と書かれた自作のボードを掲げた男性(70)は「(沖縄戦で)収容所で生まれた私は骨と皮だけで、生き延びたのが奇跡だったそうです。平和と憲法を守るため頑張りたい」と話しました。
沖縄県議会代表団として上京し、戻ったばかりの日本共産党の嘉陽宗儀、玉城ノブ子、渡久地修、西銘純恵県議が駆け付け、東京での活動報告と連帯のあいさつをしました。