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2014年12月24日(水)

「非正規切り」許さない

裁判勝利・人間らしい働き方求め宣伝 東京・銀座

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(写真)非正規切り、派遣切りを許さない、と宣伝する争議団や支援の人たち=23日、東京・銀座

 資生堂や日産、いすゞ、大日本印刷など大企業の「非正規切り」を許さないと23日、各争議の原告と支援者ら170人が東京・銀座の歩行者天国で宣伝しました。サンタの帽子をかぶり、着ぐるみも登場。争議の早期解決や均等待遇の実現などを訴えました。

 主催は全労連、東京地評、神奈川労連、全労連・全国一般、JMIU(全日本金属情報機器労働組合)、全印総連です。

 全労連の岩橋祐治常任幹事は、「まるで虫けらのように労働者を切り、雇い止めをするような大企業の雇用責任を明確にするとりくみが不可欠だ」と強調。安倍内閣がすすめる雇用大改悪を批判し、「働きやすい日本を一緒に実現しよう」と呼びかけました。

 各争議の原告が発言。JMIUいすゞ自動車支部の五戸豊弘さん(54)は、学校に行けない、所在が不明という子どもたちの報道にふれ、「悲しくて悲しくてたまらない。根本には親の働き方があると思う。安心して働けるようにしてほしい」と訴えました。

 宣伝を見入っていた、静岡県掛川市の女性(22)は、「友人は『正社員になれるかも』といわれて準正社員として働いている。現場の責任者まで任されているのに、“正社員にして”とお願いしてもはぐらかされている」と話します。

 神奈川県茅ケ崎市の女性(70)は、「息子はブラック企業で働き、体を壊して4月に辞めた。転職といっても非正規雇用しかなく、正規雇用はひどい働かせ方。普通に働けるようにしてほしい」と話しました。

 娘を連れた東京都練馬区の男性会社員は「職場に派遣社員がいるが、なかなか正社員になれない。なんとかしてあげたい」、埼玉県川越市の女性(72)は「資生堂の化粧品やサプリメントを使っているが、『派遣切り』したと今知った。働く人を大事にしてほしい」と話しました。


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